絵は描かないワークショップ。
パッケージとかポスターとか、世の中を広く知る。
デザイン会社で夏休み2日間のインターン
高校生の「デザインって何?」教室
7.25 (月) / 7.26 (火) 2日間連続開催
応募締切: 7月5日(火)


詳細・応募方法はこちら
案内チラシPDF昨年の実施内容
夏休みに高校生インターンを開催しました。
テーマは「デザインって何?」です。
広義のデザインをお話したあとは「マチナカのデザイン採集」と題して
フィールドワークへ出かけてもらいました。
集めてもらったのは次の4課題。
- 伝わるサインやピクトグラム
- よいと思う地域商品のパッケージデザイン
- 気になるタイポグラフィ・文字デザイン
- 効果的だと思う“余白”
世の中のあらゆるシーンにはデザインが“落ちて”います。
あらためて目を凝らしてみると多様な気付きがあります。
それぞれスマホで写真を撮影して翌日みんなでシェアする流れです。
参加したのは大谷や平岸で美術やデザインを学ぶ生徒。
そして札幌開成、国際情報、藤女子といった非デザイン系の生徒。
今回のテーマは創作技術の習得ではないので
描いたり制作したりはしません。
生活とデザインの関係性を体感してもらうのが狙いです。
ピクトグラムは東京五輪で話題になったためやりやすかったようです。
コロナで溢れる「マスク着用」系を撮影した人も多かったです。
パッケージデザインを集める課題では
「地域」という視点があまりなかったのが逆に「発見」でした。
たしかに若い世代の多くは
普段買う時に「北海道産」とか「ナショナルメーカー製品」とか
線引きして見ていないのかもしれません。
タイポグラフィはお店の看板に着目した人が多く、
ロゴとの違いや広告デザインなど
もう少し踏み込んでお話できればよかったかなと
ファシリテーションの課題も得ました。
余白には意味があるという発見は
高校生にとって目からウロコだったようで僕もうれしかったです。