「フェスティバル篇」

ご近所づきあいに、
めざめました。

普段は貨物輸送をしていますので、
企業がお客さんになるんですね。
広大なターミナル駅は立入禁止でして、
なんとなく謎の存在。
でも取り扱っているものは、
野菜とかジュースとか本とか日用品とか、
暮らしに関わるものだし、
多くの人の「知らない会社」から、
「ちょっと知ってる会社」くらいになりたい。
だから社員たちでアイデアを出し合って
地域のみなさんとわいわいできる
「鉄道貨物フェスティバル」を行いました。
物静かな構内もこの日だけは
歓声や笑い声でにぎやかに。
機関車やフォークリフトは
ここぞとばかりに張り切って実演します。
「貨物列車の運転士になりたい」
一人でもそんな夢を抱いてくれる子がいたら
最高なんですけどね。
裏方であり脇役でもあるJR貨物だからこそ、
地域に対してまだできることが
あるんじゃないか、
最近そう思うようになってきました。
貨物フェス、来年も北海道のどこかのまちで
予定しているのでご期待ください。

掲載日 2018年10月14日
掲載紙面:北海道新聞 15段

Creative Director / Copy Writer:池端 宏介
Designer:川尻 固広
Photographer:牧野 翼

【企画制作・池端の一口メモ】
JR貨物では地域住民、鉄道ファン、子供たちとの接点となる「貨物フェスティバル」を各地で開催している。BtoB企業としては大切な生活者との関係を深めるイベント。企業のことを理解してもらうための施策を広告でもアピールした。写真はTwitterでみつけた画像を使用させていただきました。