「こんな仕事もあるんだ篇」

だれかが、
みてくれている。

父は言う。「息子の会社はJRなんだ」と。
う〜ん、間違っちゃあいないんだけど、
JR貨物って言ってほしかったりする。
日本で、ただひとつの貨物鉄道の会社。
物流業界は、世間では裏方かもしれない。
でも世界の経済は、
そんな“表舞台じゃないほう”の無数の仕事で回っている。
あたりまえのことだけど、
就職先って自分の知っている会社から選ぶ。
高校生の僕はこの会社を知ってしまったんだ。
先生からオススメされるという平凡なきっかけ。
だけど、それが運命だった。
誰にでも「いま思えばあのとき」という
ターニングポイントがある。

掲載日 2020年8月18日
掲載紙面:北海道新聞 15段

Creative Director / Copy Writer:池端 宏介
Designer:川尻 固広
Photographer:古瀬 桂

【企画制作・池端の一口メモ】
採用に結びつけるためには、その企業を知ってもらい、共感してもらうことが重要。非正規雇用の広がり、終身雇用の崩壊や上がらない給料など働く環境は厳しく、若者はそれを理解している。今後、企業が共感されるのは「安定」「やりがい」「自己肯定感」というキーワードだと思う。日本を支える「縁の下の力持ち」であるJR貨物という企業ならではの「らしさ」を見つけるのが僕たちコミュニケーション制作の仕事です。