「畑から続く篇」

出荷、進行。
オホーツク北見発タマネギ本線。

東京、大阪、福岡。北海道産ヤサイを全国の消費地へ。
タマネギを運ぶ臨時貨物列車。さぁ今年も出発です。

掲載日 2021年8月17日
掲載紙面:日本農業新聞

Creative Director / Copy Writer:池端 宏介
Designer:石川 ヨシ
Photographer:我妻 直樹
Retacher:大谷 キミト

【企画制作・池端の一口メモ】
おなじみとなった道外への農産品輸送の重要性を説く広告。毎年お盆過ぎに走り始めるオホーツク産の玉ねぎを運ぶ臨時貨物列車は、「たま臨」「たまねぎ列車」と呼ばれていて、その輸送はなんと翌年の春先までつづきます。玉ねぎは保存もきくし、料理には欠かせない万能野菜。まさに北海道農作物の主力です。「北見F1玉ねぎ」と書かれた箱は首都圏、関西、九州など全国で散見されます。撮影の畑は知人である森谷ファームの森谷さんに依頼。車掌となってもらいました。大雪山系を望む北見市留辺蘂町はオホーツクの玄関口です。