採用の課題解決から、未来をつくるデザイン
OVERVIEW
OVERVIEW
北海道旭川市に本社を置く総合建設業として
2024年に100周年を迎えた、株式会社生駒組。
取り組みがスタートしたのは、2021年。
次世代への継承、企業としての若返り、
そもそもの人手不足を解消するために
新卒採用・中途採用どちらにも注力する起点として、
WEBサイトのリニューアルがはじまりました。
なぜ、この事業を進めてきたのか。
なぜ、この土地で発展していきたいのか。
そもそものコアバリューと問い直し、
深めていった答えは「まちづくり」。
橋をかける。トンネルを掘り進める。
農地を整備する。河川を守る。
当たり前のように進めている仕事内容から
はじまるステートメントを開発。
公共=みんなの暮らしをよりよい方向へ、
整えるための事業と捉え直していきました。
自らの仕事の価値を再定義していくなかで、
もう1つの観点は「人材」でした。
誰が関わり、誰が苦労したものなのか。
トレーサビリティの開示がない公共工事に対して、
「事業実績」として伝えていったのは、
誰がどのように考え、誰がどのように進めたのか。
現場代理人による顔が見える実績紹介が、
自分の仕事という認識や
そして「まち」と「ひと」を
100周年を迎えるにあたり、
リニューアルプロジェクトへと
A general construction company headquartered in Asahikawa, Hokkaido, IKOMAGUMI Co., Ltd., which celebrated its 100th anniversary in 2024.
The initiative began in 2021. To ensure succession to the next generation, rejuvenate the company, and address the fundamental labor shortage, as a starting point for focusing on both new graduate and mid-career recruitment, the renewal of the website began.
Why has this initiative been pursued? Why is development needed in this region?
Reexamining IKOMAGUMI Co., Ltd.'s core values, the answer we arrived at was “town development.”
Building bridges. Digging tunnels. Improving farmland. Protecting rivers.
Starting with the everyday tasks that IKOMAGUMI Co., Ltd. carries out, we developed a statement: "Public works = improving everyone's lives," which was redefined as projects aimed at improving and organizing society.
In the process of redefining the value of IKOMAGUMI Co., Ltd.’s work, another key perspective was “human resources.”
Who was involved? Who struggled with it?
Against public works that lack traceability, what we communicated as “project achievements” was, who thought about it, and who advanced it in what way. Introducing visible achievements by the site managers, creating a system that connects to the recognition of one's work and a sense of responsibility.
As IKOMAGUMI Co., Ltd. approaches its 100th anniversary, its efforts centered on "the town" and "the people" have evolved into a corporate identity renewal project.
2021-2023
人材採用の課題解決に向けて
募集方法や掲載媒体の選定などの
待遇や働き方の改善はもちろん、
ビジョンやミッション、
ステートメントデザインの策定、
そもそもの「すばらしい仕事」から、
STATEMENT DESIGN
生きる基盤をつくる。
生駒組です。
橋をかける。トンネルを掘り進める。
農地を整備する。河川をまもる。
つくるだけじゃない。
公共とは、みんなの暮らしのこと。
安全はより確かに。
現場のコミュニケーションはより深く。
土木建設事業という裏方の役割で、
わたしたちは、
CORPORATE SITE
- 事業実績紹介
WORKS
- 採用情報
RECRUIT
RESULT
「個」に向き合いながら、「集団」の結束を築くをモットーとした人材育成の取組みや現場での創意工夫も功を奏し、それまで入社1年以内の離職率が50%という危機的状況が7%まで回復。
BEFORE | AFTER | |
---|---|---|
新卒•中途入社人数(年平均) | 1.4名 | 4.8名 |
1年以内の若手離職率 | 50% | 7% |
30代以下技術者割合 | 23% | 54% |
完成工事高(R5年度) | 25.5億 | 38.4億 |
2024-
次の時代に向けた方針づくり
創業100周年を迎えた2024年には、
コーポレートアイデンティティをリニューアル。
ステートメント策定にて再認識した
同時にメンバーが想う「目指すまち」を集め、
企業が一体となり、
CORPORATE IDENTITY
創業100年目を迎えた生駒組。歴史をベースに次の時代に向けて変革を模索しています。高度経済成長期には社会資本を充足するための公共工事が活発に行われ、建設業も大きく成長を遂げてきました。平成、令和と時代が変遷するなか、自然環境の変化、暮らしの変化、働き方の変化、そして建設業の役割の変化など、さまざまな変化と対峙しています。ここから未来へと進むために、わたしたちのアイデンティティや価値観をシンボル化しました。
IKOMAGUMI Co., Ltd. celebrates its 100th year since its founding. Building on its history, IKOMAGUMI Co., Ltd. is exploring transformation for the next era. During the period of rapid economic growth, public works to fulfill social infrastructure needs were actively carried out, and the construction industry grew significantly. As the eras transitioned from Heisei to Reiwa, IKOMAGUMI Co., Ltd. faced various changes, such as shifts in the natural environment, changes in lifestyles, changes in work styles, and changes in the role of the construction industry. To move forward into the future, we have symbolized IKOMAGUMI Co., Ltd.'s identity and values.
- 自然への
敬意 - 環境
- 安心感
- 親近感
- 社員からのコメント
RESPONSES
『自然や人との繋がりを大切に』をモットーに、ロゴデザインに見合う男になるという気合と共に日々頑張ろうと思います!
岡崎航也
最初にロゴを見た時に、シンプルでコンセプトのわかる視認性の高いロゴだと思いました。またデザインも新しく会社の未来を見ているロゴだと感じました。
木村恭太郎
100年続いてきた歴史と繋がりをこれからも伸ばし続けていけるよう地域に寄り添った仕事をしていきたい。
長島盛也
親しみやすく、簡潔で、自然への敬意を抱き、ユーモアをもって、生きよう。そんな会社・そんな人間であれと導いてくれる気がします。
宮武陸
地元旭川に根ざした企業として大雪山や道北地方を連想させる温かみのあるロゴだと思いました。
松下将也
今までにない分かりやすくシンプルでインパクトがある。人と人との繋がりを大事にしてこれからもやっていきたいです。
株式会社 生駒組 担当者から
2024年で創業100年を迎えた当社が、次なる100年へと歩みを進める足掛かりを発見するために始動したIMPROVIDEさんとのリニューアルプロジェクト。 当社が長年抱えていた人手不足の解消という課題解決にとどまらず、私たち自身も見過ごしていた企業価値や独自性、そして「コアコンピタンス」の再認識ができたことは大きな成果でした。 「まちづくりを、つづけていく」プロジェクトの中で生まれたこのシンプルなメッセージに、次の100年に向けて果たすべき責任と覚悟が込められています。 地域の未来を支える存在であり続けるためにこれからも挑戦を続けてまいります!
取締役副社長 生駒 亮太