2024.12.06 PROJECT

採用の課題解決から、未来をつくるデザイン

OVERVIEW

 

A general construction company headquartered in Asahikawa, Hokkaido, IKOMAGUMI Co., Ltd., which celebrated its 100th anniversary in 2024.

The initiative began in 2021. To ensure succession to the next generation, rejuvenate the company, and address the fundamental labor shortage, as a starting point for focusing on both new graduate and mid-career recruitment, the renewal of the website began.

Why has this initiative been pursued? Why is development needed in this region?

Reexamining IKOMAGUMI Co., Ltd.'s core values, the answer we arrived at was “town development.”

Building bridges. Digging tunnels. Improving farmland. Protecting rivers.

Starting with the everyday tasks that IKOMAGUMI Co., Ltd. carries out, we developed a statement: "Public works = improving everyone's lives," which was redefined as projects aimed at improving and organizing society.

In the process of redefining the value of IKOMAGUMI Co., Ltd.’s work, another key perspective was “human resources.”

Who was involved? Who struggled with it? Against public works that lack traceability, what we communicated as “project achievements” was, who thought about it, and who advanced it in what way. Introducing visible achievements by the site managers, creating a system that connects to the recognition of one's work and a sense of responsibility.

As IKOMAGUMI Co., Ltd. approaches its 100th anniversary, its efforts centered on "the town" and "the people" have evolved into a corporate identity renewal project.

Phase1

2021-2023

人材採用の課題解決に向けて

募集方法や掲載媒体の選定などの小手先の手法ではなく、
待遇や働き方の改善はもちろん、何を目指し何のために働くのか。
ビジョンやミッション、バリューのような「そもそも」を伝えたい。長い年月で培われてきた会社の存在意義を、伝えていくために可視化していくことがはじまり。
ステートメントデザインの策定、「人」を中心に考えたコンテンツ企画、コーポレートサイトの設計・デザイン、運用まで。
そもそもの「すばらしい仕事」から、リニューアル後のつづく仕組みを考えて伴走していきました。

STATEMENT DESIGN

生きる基盤をつくる。
生駒組です。

橋をかける。トンネルを掘り進める。
農地を整備する。河川をまもる。
つくるだけじゃない。修復や復旧もだいじな仕事。
公共とは、みんなの暮らしのこと。
安全はより確かに。
現場のコミュニケーションはより深く。
土木建設事業という裏方の役割で、
わたしたちは、まちづくりを支えつづけます。

CORPORATE SITE

- 事業実績紹介

WORKS

- 採用情報

RECRUIT

RESULT

「個」に向き合いながら、「集団」の結束を築くをモットーとした人材育成の取組みや現場での創意工夫も功を奏し、それまで入社1年以内の離職率が50%という危機的状況が7%まで回復。

BEFOREAFTER

新卒•中途入社人数(年平均)

1.4

4.8

1年以内の若手離職率

50%

7%

30代以下技術者割合

23%

54%

完成工事高(R5年度)

25.5

38.4

Phase2

2024-

次の時代に向けた方針づくり

創業100周年を迎えた2024年には、
コーポレートアイデンティティをリニューアル。
ステートメント策定にて再認識したまちとの関わり、地域とのつながり、そして自然をキーワードにデザイン。
同時にメンバーが想う「目指すまち」を集め、101年目からの生駒組を担う気持ちや考えを伝える記念WEBページを企画。
企業が一体となり、次の時代をつくる準備を整えた。

CORPORATE IDENTITY

創業100年目を迎えた生駒組。歴史をベースに次の時代に向けて変革を模索しています。高度経済成長期には社会資本を充足するための公共工事が活発に行われ、建設業も大きく成長を遂げてきました。平成、令和と時代が変遷するなか、自然環境の変化、暮らしの変化、働き方の変化、そして建設業の役割の変化など、さまざまな変化と対峙しています。ここから未来へと進むために、わたしたちのアイデンティティや価値観をシンボル化しました。

IKOMAGUMI Co., Ltd. celebrates its 100th year since its founding. Building on its history, IKOMAGUMI Co., Ltd. is exploring transformation for the next era. During the period of rapid economic growth, public works to fulfill social infrastructure needs were actively carried out, and the construction industry grew significantly. As the eras transitioned from Heisei to Reiwa, IKOMAGUMI Co., Ltd. faced various changes, such as shifts in the natural environment, changes in lifestyles, changes in work styles, and changes in the role of the construction industry. To move forward into the future, we have symbolized IKOMAGUMI Co., Ltd.'s identity and values.

  • 自然への
    敬意
  • 環境
  • 安心感
  • 親近感

- 社員からのコメント

RESPONSES

『自然や人との繋がりを大切に』をモットーに、ロゴデザインに見合う男になるという気合と共に日々頑張ろうと思います!

岡崎航也

最初にロゴを見た時に、シンプルでコンセプトのわかる視認性の高いロゴだと思いました。またデザインも新しく会社の未来を見ているロゴだと感じました。

木村恭太郎

100年続いてきた歴史と繋がりをこれからも伸ばし続けていけるよう地域に寄り添った仕事をしていきたい。

長島盛也

親しみやすく、簡潔で、自然への敬意を抱き、ユーモアをもって、生きよう。そんな会社・そんな人間であれと導いてくれる気がします。

宮武陸

地元旭川に根ざした企業として大雪山や道北地方を連想させる温かみのあるロゴだと思いました。

松下将也

今までにない分かりやすくシンプルでインパクトがある。人と人との繋がりを大事にしてこれからもやっていきたいです。

佐藤良一

株式会社 生駒組 担当者から

2024年で創業100年を迎えた当社が、次なる100年へと歩みを進める足掛かりを発見するために始動したIMPROVIDEさんとのリニューアルプロジェクト。 当社が長年抱えていた人手不足の解消という課題解決にとどまらず、私たち自身も見過ごしていた企業価値や独自性、そして「コアコンピタンス」の再認識ができたことは大きな成果でした。 「まちづくりを、つづけていく」プロジェクトの中で生まれたこのシンプルなメッセージに、次の100年に向けて果たすべき責任と覚悟が込められています。 地域の未来を支える存在であり続けるためにこれからも挑戦を続けてまいります!

取締役副社長  生駒 亮太