2023.05.29 JOURNAL|PROJECT HISTORY

人から人につながり、動きがうまれる。

室蘭市のブランドマーク完成から約1年が経ち、先日、室蘭市内でマークを活用している様子を撮影しました。

小学校の玄関、駅の階段、カントリーサイン、郵便局のポスト、ごみ収集車などなど…
公共施設、地域の企業や店舗での利用総件数は100件以上。
(細かく数えると2日に1つのペースで、まちにマークが増えていました…!)

マークが完成後の1年間、室蘭市の担当者さんが普及・活用促進に一生懸命取り組んだ成果です。


ブランドマーク制作の一環として開催した「自分の好きな室蘭」をマークにデザインできるワークショップは、現在、小学校の教材として活用されています。

小学生がつくったオリジナルマークをポストカードに展開し、修学旅行先で「自分の好きな室蘭」を紹介する取り組みも行われました。ポストカードを受けとった後、室蘭市を訪れた方もいるそうです。

まちについて考え、
自分たちの好きな室蘭を共有する。
マークをつくるだけではなく、
続けることで人の行動につながり、
まちも一歩前に出る。

私たちが企画したマークのデザインが、「仕組み」として続いていくことに大きな意味を感じています。
(片桐 由貴)


Client:室蘭市
Project:室蘭市ブランドマーク制作
Participation:まちのデザイン会議メンバー(中学生メンバー 20名 / 大人委員 6名)
Creative Direction:小林 元
Direction:片桐 由貴
Graphic Design / Illustration:名畑 文草
Graphic Design / Motion Design:Queenie Chan
Original Music:永盛 文生