2022.02.09 PROJECT
「育てる漁業」の観点から発信するブランドづくり
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OVERVIEW
漁業資源に恵まれた海域
オホーツク海に位置する枝幸町は、
ほたての漁獲量日本一を誇る漁業のまちです。
地域の基幹産業を支える枝幸漁協の
ウェブサイト制作にあたり、
私たちは新しい見た目をつくる
第一歩について考えていきました。
不漁による漁獲量の減少、
温暖化による海水温の上昇や海氷面積の減少。
海の生き物の生息環境の変化による生態系への影響。
これらの漁業が直面する社会的な問題。
一方で、海や波、船など
力強さが多く表現される漁業の世界。
自然による影響の大きさ(自然への畏れ)を感じ、
自然の中で生きているのだと改めて実感する中で、
枝幸漁協の新しいイメージをつくるために、
私たちが着目したキーワードは「育てる漁業」です。
ほたてを稚貝から放流して4年かけて育てること、
海につながる森への植樹活動は、
枝幸漁協の確かな取り組みです。
「魚を殖やしたければ、山に木を植えることだ」
という枝幸漁協の漁師たちが伝えてきた教えから学ぶ
資源を守り、育てること。
その自然と共に生き、
向き合う姿勢から
枝幸漁協のブランドをつくっていきます。
船の形をパーツにし、自然と向き合う様子からデザイン。
ロゴタイプをベースにオリジナルのフォントを展開し、
フォントを新しいイメージづくりの軸にしました。
- うまれも、
- うまさも、
- 枝幸です。
- 流氷がもたらす養分たっぷりのオホーツク海。
- 陸地では川から海へとミネラルが流れる。
- ホタテを稚貝から放流して4年かけて育てます。
- 木を植える活動で、母なる森林も育てます。
- 養殖とはちがう大きな視点で自然環境を活かす考え方。
- わたしたち枝幸漁協は、
- ほんとうの意味で「育てる漁業」をしています。
- ホタテにならんで
- 春に旬を迎える枝幸産の毛ガニも、
- 海産王国 北海道にあって屈指のレベルです。
- 鮮度、濃い味、甘み、食感。
- 世界の食卓に、世界のシェフたちに。
- 愛される逸品を通して、
- 日本が誇るオホーツク海の価値を伝えます。