2023.04.06 PROJECT
モダナイズによるブランドづくり
OVERVIEW
地道にファンづくりを。
「さっぽろ黒大豆」という
量販店向け商品のリニューアルをきっかけに
自社ブランドの刷新に着手。
社長室に置かれていた創業当時の乾物屋の看板をモチーフに
シンボルマークを策定した。
紺色で和を少し感じさせつつ全体はモダンな雰囲気に統一していった。
商品・紙袋などのツール、店舗やWEBサイトなど
1、2年をかけて少しずつブランディングを拡大。
予算や社内の一体感をつくる意味でも一気にやる必要はない。
年間の売上を大きく占める節分の豆。
これは「節分フェス」というネーミングにして
歳時記の雰囲気を創出。
「にこにこおに」も他社の鬼キャラクターに埋もれることのないよう、
現代的なかわいさを追求。
ピーナッツのパンツを履かせて販促を盛り上げた。
スーパーやコンビニなど量販向けの商品も順次パッケージを変更。
豆やかりんとうにありがちな古臭いイメージを脱却している。
中小規模の地方企業はCMを派手に打つことはできないが、
地道にSNSや店頭でファンを増やす
地域密着型のブランディングを実践しつづけている代表例が池田食品だ。
シンボルを中心としたイメージ展開。
パッケージから店舗デザインまで、紺色とシンボルを中心に統一。
パッケージデザインは、常時50種以上の味展開に対応するため、
シールで運用するコンパクトな設計が特徴です。
池田食品の公式キャラクターを現代的にかわいくリファインしました! 色や口の形の個性は残し、歴史を継承しています。キャラクターは節分イベントやSNSなどで活躍しています。